『波動』が『地動説』になる時

『波動砲』でも使われた『波動』

最近もリメイクされているようですが、宇宙戦艦ヤマトの必殺技と言えばご存じ『波動砲』です。

地球より進んだ文明(イスカンダル)から教わった波動エンジンで作られたエネルギーを放射する兵器で、言うまでもなく架空の装置です。

元祖ヤマトが作られた昭和の時代は、いわゆる『波動(vibration、物理学での wave でない)』等の仮説に対し許容的だったと思うんですよね。

前にご紹介した『波動の法則/足立育郎』や『新ミレニアムの科学原理/実藤遠』など衝撃的な著作も多かったし、ヒッピーやフラワームーブメント、ウッドストックの時代は精神世界への探求も熱心で、やはり若い時に衝撃を受けた『意識の中心/J・C・リリー』などは今でも宝物です。

それが、時代が進むにつれて『波動』はオカルト扱いされていき、現在は口にするのもはばかられる状況となりました。

似非科学であり、代替医療を標榜する悪徳商法にもつながる、ということのようです。

 

古代ギリシャ人も波動も正しかった

ですが現代物理学では、それら波動の見えない力やエネルギーがダークマターやダークエネルギーとして言葉を変えて位置づけられていますし、物質の最小単位である素粒子からはじまる物理学から、粒子を振動する弦であるとする量子力学へとシフトし始めています。

それはかつてプラトンの時代、見えない元素を『エーテル』としていたわけですが、それらこそが間違いでない優れた叡智だった、ということではないでしょうか。

と同時に、粒子を振動であるとする『波動』も復権すべきだと思うんです。

 

日本人はアインシュタインをあがめ過ぎ!?

日本人は原爆を落とされたからか、原爆理論を編み出したアインシュタインを異常なまでにあがめている節がある気がします。

いえ、アインシュタインを批判するつもりなどありません、大天才だと思います。

なんですけれど、

【縦・横・高さ】の3次元に【時間】をくわえて4次元とする

と言われても

ファッ!?

って感じで、「時間が4次元目って全然それだけ違わないか」って思いません??

物質を構成する渦の裏側にも世界がある、

数式が導く通りの【マイナス空間】【虚数空間】【見えない空間】こそが4次元目なのではないか、

そしてそれを何とか実証する方向へ挑戦していく、という方が本当な気がするんです。

 

『波動』が『コペルニクス的転回』になる時

現状では、「波動」などと口走ろうものなら「ああ、デタラメ科学にだまされてるイタイ人」扱いされるのがオチです。

ただ、私たちは歴史を学んでいます。

このサイトも『歴史』サイトです。

その時代の常識からして受け入れられない説を論ずる者を排除してきた歴史を知っていますし、しかし狂人扱いされ迫害されたガリレオの方が正しかった、のも知っています。

そして、常識が正反対に覆ることを『コペルニクス的転回』などと呼んでもいます。

まさに、この『波動』こそ『コペルニクス的転回』に当たると思いますので、微力ながらその流れに貢献できたらいいなと思っています。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です