The Economist 2017 世界はこうなる !?

一流誌『The Economist』が暗示する2017年

今年も『The Economist 2017 世界はこうなる』を入手しました。

エコノミスト誌が毎年、その年の世界を予測する特集号なわけですが、世界のリーダー達やその筋の人達には毎年必見の情報です。

というのは、その表紙にいろいろと暗示的なものが描かれており、しかもその暗示が予測と言うよりもヒエラルキー層のその年のシナリオではないかという見方があるからです。

2016はどちらかというとおとなしい感じでしたが、今年はインパクト強烈です。

過去2年の世界の指導者達の描写はなく、8枚のタロットカードが描かれているのです。

そのタロットカードを一枚ずつ見てみましょう。

 

タロットカード上段

1.The Tower

塔が引き裂かれ、左右に十字架と赤旗が描かれています。

おそらくアメリカ・EUの西洋諸国と共産国家・中国の対立なのでしょう。

十字架の建物が切り裂かれるのは、キリスト教の価値観あるいは資本主義が崩れていく、ということでしょうか!?

 

2.JUDGMENT

アメリカ大陸のアメリカ国旗の上に座る男性、当然トランプ次期大統領ですね。

左手に持っているのは三種の神器のアロンの杖!?

ユダヤ教・イスラエル寄りの大統領であるという暗示でしょうか。

ウォール街の後押しがあったヒラリーとは一線を画すイメージのトランプ次期大統領ですが、現在進められている政権の組閣は結局、ゴールドマンサックスの人脈で固められています。

 

3.THE WORLD

ピラミッドはヒエラルキー層、中央のドームがホワイトハウス、左がFRBでしょうね。

上部に書籍・絵画があり、真ん中の仮面・絵画・書籍は、下部3つとつながっています。

文字(新聞)と画像(TV)は既に支配済み、仮面(VR:ヴァーチャルリアリティ)・絵画(ネットTV)・データ(マイナンバー)で統制を進める、ということなのでしょうか。

 

4.THE HERMIT

TTIP(大西洋横断貿易投資パートナーシップ協定)・TTP(環太平洋戦略的経済連携協定)・EUに反対するデモ行進。

しかし残念ながら、それも誘導されているもので、さらにその先には崖が待っています。

 

タロットカード下段

5.DEATH

怖いです。

死神がキノコ雲を落としています。

荒廃した大地、空の蚊はジカ熱など伝染病を示しているのでしょう。

そして、なにより恐ろしいのは、背景の旭日模様。

日本を暗示しているのでしょうか。。

 

6.THE MAGICIAN

VRをかぶった指導者が3Dプリンターで画一的な家を作っている…

もうこれは見たとおりでしょうか。

 

7.WHEEL OF FORTUNE

車輪にくくられているのはドイツのメルケル首相、フランスのルペン党首、オランダのウィルダース党首ですね。

投票で否決されています。

EUがより解体に向かっていく、ということでしょうか。

 

8.THE STAR

14の顔の描かれえた星、荒廃した地表、中央に隕石、そして10個の星。

月や火星など他の星への移住計画を本格化する、ということでしょうか??

 

2017年はたいへんな年になる!?

なんだか怖いですね。

いずれにしろ、どんどんグローバル統治が進む、というのは間違いないようです。

できることは限られますが、とにかくいろいろな情報を入手・分析してその出来事の裏にある意図や目論み、戦略的なものをつかめば、よりベターな選択ができるのではないでしょうか。

 

 

引用【The Economist 2017 世界はこうなる/日経BP社

 

 

1 個のコメント

  • 7.WHEEL OF FORTUNE の結果が出始めていますね。
    オランダ・ウイルダース党首は第1党になれず、フランスの大統領選挙ではルペン女史は大統領になれませんでした。
    ちなみに、勝利したマクロン氏はロスチャイルド銀行出身です。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%B3

    どちらに転んでもシナリオは用意されていますが、より簡単なシナリオになったと言えそうですね。

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