中国の周辺国侵攻の根拠
【米中戦争70%の確率で勃発する】の記事中で書いた通り、中国は大戦後も周辺地域への侵攻を続けています。
中国側としては、清国当時の最大版図が自国領土である、という考えのようです。
チベットもウイグルも自国である、というのはここから来ているのでしょう。
注目は赤い点線です。
台湾は当然自国、朝貢国である朝鮮、そして琉球も中国、という訳です。
沖縄が侵攻の対象になっているのは明らかです。
既に沖縄では米軍を撤退させる運動が激しく行われ、朝貢国の証である龍柱が那覇に建てられています。(しかも国民の税金で翁長知事が中国の業者に建てさせた)
ハワイを境に米国と中国で分ける
ですが、中国の野望は清国の最大版図に留まりません。
米国海軍のキーティング司令官(当時)が2007年5月に訪中した際、中国海軍幹部から「ハワイより東を米軍、西を中国海軍が管理しよう」と持ちかけられたと証言したこともありましたし、2012年にはクリントン米国務長官(当時)が、南シナ海の領有権問題を中国と協議した際、中国側が「ハワイ(の領有権)を主張することもできる」と発言したことを明らかにしたこともありました。
中国首脳の考えは『ハワイまで西太平洋を支配下に入れる』というもので間違いありません。
【出典】(日本語版)Truth Seeker for Comfort Women Issue
上図を見れば、中国が太平洋に出ていくために尖閣と沖縄が通り道であるのがよく分かります。
中国首脳が尖閣諸島が核心的利益というのはその為で、米軍が見捨てたら即侵攻するのは明白です。
中国『2050年の国家戦略』
中国『2050年の国家戦略』として中国の外交文書が流出したものとしてネットで話題となったのがアイキャッチ画像にもした下記図です。
日本列島が完全に中国の色になっています。
明細は下記のようです。
まぁ、インドやオーストラリアまで中国領になっているのでさすがに現実的ではないですが、中国首脳がこのように目標を立てていても何ら不思議ではないですよね。
日本などという国は20年後に消えてなくなる
現に、中国首脳が「日本などという国は20年後に消えてなくなる」と述べています。
1995年に当時の李鵬中国首相がオーストラリアを訪問した際に、キーティング豪首相に対して発言した言葉ですが、国会答弁でも取り上げられている確かな話です(答弁だと30年)。
「実は、この間中国の李鵬首相と会ったら、李鵬首相いわく、君、オーストラリアは日本を大変頼りにしているようだけれども、まああと三十年もしたら大体あの国はつぶれるだろう、こういうことを李鵬首相がキーティングさんに言ったと」
やはり、不確かなものでもデマでもなく、冷静に中国の行動及び考えを分析して行動しなければなりません。
机上の夢物語(無抵抗なら分かってくれるはずだ)だけを信じた揚げ句に侵攻・属国化され、チベット・ウイグルのように民衆弾圧・民族浄化(日本に何億もの中国人が入植してくる)された後では取り返しはつきません。
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