メロディ・ハーモニー・リズム
音について、素晴らしくまとまっているので、シェアさせて頂きました。
音楽には、メロディー、ハーモニー、リズムの三要素があります。
メロディーは思考センター、ハーモニーは感情センター、リズムは動作センターに影響します。
音の高さは1秒間の振動数で決まり、ドの音は1秒間に約260回振動をしています。
この倍の520回振動すると1オクターブ上のドの音になります。
この倍の音の振動数を倍音といいます。
倍音・和音
チベット密教ニンマ派に多人数で低音の母音を連続的に発声する修行があります。
高純度の倍音を浴びることによって、肉体と精神を浄化させるのです。
ユダヤ教の神秘主義思想であるカバラの奥義とされる「ゾハールの書」には次のように記されています。
「宇宙にはあらゆる局面でうたわれた歌が燃えさかっている。天界の歌はむろんのこと、・・・至高の存在の前では恒星、惑星、樹木、動物などすべてがそれぞれの旋律をかなでている。」
「そのはてしない和音は創造のもっとも粗雑な残響でさえ、ふつうの人には聞き分けられないが、礼拝と瞑想と善行によって宇宙の歌を聞くことが出来る。」
全宇宙は振動している
原子は一秒間に一千兆回振動しています。
全宇宙は振動しているのです。
脳波のピッチを変えて情報を含んでいる宇宙の干渉パターンと自由に共鳴させることができればあらゆる宇宙についての知識を手に入れる事が出来るでしょう。
ギリシャ神話で竪琴はヘルメスからアポロンへ、そして古代ギリシアの密儀宗教の創始者オルペウスはアポロンから竪琴をさずかりました。
オルペウスの教えはピュタゴラス・プラトンに受け継がれました。
ピュタゴラス派の人々は宇宙を巨大な竪琴のようなものと考えていました。
古代ギリシャで死と再生の秘儀(イニシエーション)に音楽が使われていたことをプラトンは伝えています。
あるがままの自分に戻る
特定の振動音はチャクラに共鳴して意識に影響を与えます。
ブナの森を吹き抜ける自然界の風の音も、宇宙空間を飛び交う宇宙の素粒子や、プラズマの音も。
瞑想にはいると、宇宙のリズムと同調して調和された振動帯域に入ります。
宇宙は音を奏でています。調和された音に全身を共鳴させていくと左脳の言語中枢の活動が減少して、頭のおしゃべりは減少します。
適切な音楽が使われることによって
「私は愛されてはいない。」
「わたしは生きる価値がない人間だ。」
と思い込む以前の心のいちばん深い部分に共鳴が起きます。清水 友邦
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