米中戦争は70%の確率で勃発する
戦争は日本人ならみんなしたくないと思います。
先の大戦での悲劇を繰り返したくない・・・、前に鹿児島の知覧に行って特攻平和会館を見学した時はもう涙が止まりませんでしたし、修学旅行で皆ここに来た方がいい、と思ったりもしました。
しかし、ここにきて「米中戦争は70%の確率で勃発する」と言われています。
きっかけとなる可能性が一番高いのが、南シナ海でしょう。
ご存じの通り、ベトナムやフィリピンなど周辺国の意向を無視し、西沙・南沙諸島で中国による軍事拠点化が着々と進められています。
日本にとっても、拠点化が完了したらこれまで通りにシーレーンを航行することが許されなくなるので対岸の火事ではありません。
西沙・南沙周辺国の次は、台湾・沖縄の予定
アイキャッチ画像を見ると一目瞭然ですが、米軍が退くとすぐさま中国軍が侵攻し占領するのが一つのパターンです。
台湾や沖縄も当然長期計画に入っていますし、米軍が撤退したら同じになるのは自明でしょう。
沖縄で本当に純粋に平和運動している方もいるかとは思いますが、米軍撤退を画策する為の外国の策謀の方が遥かに大きいと感じます。
残念なことですが、沖縄や日本が外国からの侵攻を免れているのは平和憲法でなく米軍が駐留しているからに他ならないのが事実です。
戦後、周辺国に侵攻を続ける中国の歴史
大戦後、中国の周辺国への侵攻は続いています。
中国の戦後60年
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1949年 東トルキスタン侵略、占領(ウイグル大虐殺)、民族浄化継続中
1950年 大躍進、文化大革命3000万人大虐殺開始
1950年 朝鮮戦争参戦
1951年 チベット侵略、占領(チベット大虐殺)、民族浄化継続中
1959年 インド侵略(中印戦争)アクサイチン地方を占領
1969年 珍宝島領有権問題でソ連と武力衝突
1973年 中国軍艦が佐渡島に接近、ミサイル試射
1974年 ベトナム、パラセル諸島(西沙諸島)を軍事侵略、占領
1976年 カンボジア、クメール・ルージュによる大虐殺を強力支援
1979年 ベトナム侵略(中越戦争)、中国が懲罰戦争と表明
1988年 スプラトリー諸島(南沙諸島)を軍事侵略、占領
1989年 天安門事件
1992年 南沙諸島と西沙諸島の全てが中国領土と宣言
1995年 フィリピンのミスチーフ環礁を軍事侵略、占領
1996年 台湾総統選挙恫喝、台湾沖にミサイル攻撃
1997年 フィリピンのスカーボロ環礁の領有を宣言
1997年 日本の尖閣諸島の領有を宣言
2003年 スーダンのダルフール大虐殺を強力支援
2005年 日本EEZ内のガス資源を盗掘
—————————————————————–①チベット自治区…1950年、朝鮮動乱に世界の注視が向けられている最中、チベット解放という名の侵攻を行った。人民解放軍は富裕層や地主らを公衆の面前で銃殺に処し、あるいは生き埋めにし、僧侶も撲殺・焼殺するなどしてチベット人を根絶やしにしようとした。(犠牲者120万人)
②内蒙古自治区…モンゴル民族は、モンゴル国としての外蒙古と内蒙古に分断されている。内蒙古は中国の植民政策で、漢民族化が急速に進められている。
③新彊ウイグル自治区…1954年、中国は生産建設兵団という名の軍隊をこの地に編成し、遊牧民の土地に農耕民族の漢民族がやってきて開墾を進めた。早い話が侵略。
④東沙諸島…かつては日本人が居住していたが、いち早く領有した。
⑤西沙諸島…ベトナム戦争中の70年代、南ベトナムと領有権を争っていた西沙諸島に派兵し、全域を自国領としている。
⑥南沙諸島…台湾・フィリピン・ベトナム・マレーシア・ブルネイと領有権を争っていた南沙諸島には、われ先にと軍事施設を建造したりしている。(現在)
⑦朝鮮戦争…参戦。1951年2月の国連総会決議で「侵略者」との烙印を押された中国軍は、停戦後もすぐには引き揚げなかった。
⑧中印戦争…1950年代末期からは、ヒマラヤの国境を巡っての紛争があった。
59年ダライ・ラマのインド亡命をきっかけに国境紛争を始め、62年10月には大規模な戦闘となった。結局は中国が一方的に撤退と停戦を表明するが、当時中国側はマクマホン・ラインといわれる国境線などを越えて攻撃を加え、インド側に数千名の犠牲者が出た。⑨中ソ衝突…1969年3月、中ソ国境を流れる河川に浮かぶ島々の領有権を巡って、ウスリー川の中洲・珍宝島(ダマンスキー島)で両軍が衝突した。
⑩中越戦争…1979年、カンボジアのポルポト政権を倒して傀儡政権を立てたベトナムに対し、ポルポト支持の中国が制裁行動に出たもの。
⑪尖閣諸島…尖閣諸島を含む大陸棚は長江の堆積によってできたもの、故に中国の領土であるという。
⑫台湾問題…国家分裂法をつくった。《中嶋嶺雄 週刊新潮2005/6/16》
出典:中国の侵略行為
無抵抗では民族浄化されるだけ
日本人はどうしたらいいのでしょう。
無抵抗に侵攻されるに任せれば、大切な人は守られるのでしょうか。
チベットやウイグルの人たちを見ればそうではないのが分かります。
いくら人類皆兄弟と仲良くしたくとも、家の周りには柵や塀で囲わなければ泥棒などに入られますし、犯罪者が社会に存在する以上、警察は絶対に必要であり、それは国家間でも同じでしょう。
戦争はしたくない、平和がいい、、その為にはやはり自分の国や家族を守るための自衛は不可欠なもの。。
米軍撤退は中国首脳陣の思う壺であり、現状においては「米軍撤退」を叫ぶより、「チベットやウイグルの人たちに行っている行為を明らかにし、止める」よう叫ぶことの方が、ずっと平和につながるのではないでしょうか。
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