ゴールデンナンバー とは
ゴールデンナンバーってご存知ですか?
黄金比・φ(ファイ)とも言われていますが、1.618033…と続く円周率のような無理数です。
このゴールデンナンバー(以下 φ)、本当に不思議な数字です。
このφを2乗したものは、2.618033… つまりφに1をプラスしただけの数字なのです。
1.618033… × 1.618033… という無理数同士の掛け算が、小数点以下が永遠に同じになるのです!
不思議だと思いませんか?
しかも、1/φ、φ分の1は、0.618033… と今度はφから1を引いただけでこれまた小数点以下は永遠に同じになるのです!
デザイナーは知っている
このφ、実はデザイナーさんはよく知っているようです。
というのは、1:φ の比率はデザイン的に最も美しいと言われ、デザインの基本となっているからとか。
1:φ の比率である長方形(アイキャッチ画像)は、その長方形の中に正方形を切り取ると、やはりまた1:φの長方形が現れる、という性質を持っています。
次第に縮小する長方形は、その決して行き着くことのない点に収束する。
黄金比の持つその神聖な性質ゆえに数学者のクリフォードは「神の目」と呼ぶべきだと提案した黄金比はすべてを美しくするか/Mario Livio
それは「1足す1割る自分自身」という構造をしていて、その自分自身の中に再び同じ構造が入り込んでいるという無限入れ子構造…
不思議すぎて頭がこんがらがってきます。
ピラミッドは φ でできている
そして、驚くべきことに、ギザの大ピラミッドにはこれでもかとばかりに、φが使われています。
4面の総面積(21,275×4=85,100)を底面積(52,900)で割るとφ(1.618)
2底辺(460m)を全体の高さ(176m)で割るとφ^2(2.618)
側面の2等分線を底面の長さ(230m)で割るとφ
高さ(146m)を底面の半分で割るとφ^2
王の間の寸法 縦・高さ 2φ^2 その対角線 3φ^2 横 4φ^2 その対角線 5φ^2
底辺の1/2と高さの和は、メートル値でφの二乗の100倍
王の間の底辺の総和は円周率の10倍で短辺を引くとφの二乗の10倍
などなど映画『ピラミッド・五千年の嘘』より
φ の意味するもの
ギザの大ピラミッドがただデザイン的な美しさのために、このφの比率をふんだんに使ったのでしょうか。
個人的にはそんな訳はないと思います。
では、これを作った古代人がこのφと円周率πをふんだんに使うことでそれを知っていたことを未来人にアピールするために使ったのか。
そんなことでもないのではないでしょうか。
この比率には大いなる秘密があって、何かを生み出したり何かに通じたりするのではないか・・・
引き続き、この謎に迫っていきたいと思います。
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