王の墓でも、クフ王でも、公共事業でもない
ギザの大ピラミッドは何の為に作られたのか
未だに明確な答えは出ていません。
一般的には『王の墓』ということになっています。
しかし、ギザの大ピラミッドにおいて『墓である証拠はない』というのが正確なところです。
王の間にある『石棺』と言われる四角い箱も『棺ではない』というのが近年の定説です。
さらに、捏造疑惑により近年は『クフ王のピラミッド』とも言わないようです。
以前NHKスペシャルで「ピラミッドは公共事業の為に作られた」と放送していましたが、ふんだんに使われた φ の寸法だけ見ても、そんなことが目的の訳がありません。
合わせて読む 【黄金比 Φ 】不思議な無理数/ Φ
地球の速度と光の速度を計算に入れて設計されている
映画『ピラミッド/五千年の嘘』では、『地球規模の時計である』という説を唱えていました。
・ピラミッドの2底辺の和(460m)は、赤道上の1秒間の移動距離(463m)に等しい
・ピラミッドの内接円と外接円の差(299,7961m)は、光の速度と同じ(299,7924m/秒)
・すなわちそれは、地球の周期に目を向けさせるためである
・地球は地軸が傾いており、夜空に輝く星は72年に1°ずつ移動していく。
・これを、歳差運動という
2万6千年周期を見つめる
・スフィンクスの視線の先には、黄道12星座が輝いている
・スフィンクスは人面獣身、獅子の身体を持っている
・スフィンクスの視線は、獅子座のレグルスをスタートした時、それを針にしながら地球の位置を示す
・そして2万6000年後、スフィンクスの視線の先には、再びレグルスが現れる
・すなわち、スフィンクスの視線とは、歳差運動を測るものだったのだ
・ギザの遺跡とは、2万6000年の周期で一回転する地球規模の巨大な時計である
大災害を予見していた!?
映画では、この『時計』で銀河の回転運動が及ぼす地球の大規模な気候変動を測っていた、ということです。
確かに、大規模な気候変動がありました。
聖書でいうところの大洪水、科学的にはおよそ1万2千年前。
それを予測し対処した結果がノアの箱舟でありアヌンナキの伝説である、というような説もあるわけで。。
で、、書いていて気づいたのですが、この『地球の時計』説はスフィンクスの役割(の一つ)であって、ピラミッドではありませんね。
それでは、私が「これがピラミッドの役割ではないか」と思う説を次回お知らせします。
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