【ハワイ⑩】小さな先住民族『メネフネ』

メネフネ

ハワイには、メネフネ (ハワイ語: Menehune)と言われる身長が1メートルに満たない先住民族がいたそうです。

ポリネシア人が来る前から既に定住していて、ハワイ島やオアフ島を追われ、最後はカウアイ島で暮らし、今はもういません。

人目につかない森や洞穴に住み、特に水理・石工技術に優れていて、オアフ島のカワイヌイ湿地で一夜にして作ったと言われるウルポ・ヘイアウや、ハワイ島フアラライ山の頂上を取って作ったといわれる岩「クイリのヘルメット」、下記写真のカウアイ島マニニホロ・ケーブなどは、メネフネが作ったと言われています。

 

環太平洋の小人族

この小人族、同じ種族がやはり環太平洋にいるんですよね。

アイヌのコロボックルは有名ですし、古代マヤにも身長が1メートルの森の奥深くに住む小人族がいました。

ユカタン半島の東にあるコスメル島には彼らが建てたと思われる神殿が残ってますが、その門の高さはわずかに1m、幅は20cmしかありません。

インドネシアのフローレス島では、2004年に発掘された1万3000年~3万8000年前の成人と思われる遺骨7体から、今まで知られていない身長1メートル前後の骨格が見つかり、ホモ・フローレシエンシス(Homo floresiensis、フローレス人)と名づけられています。

 

メネフネがムー人?

下記の写真、どこだと思います?縄文の村ではないですよ。

カウアイ島のリマフリ渓谷に再現した大昔の村落(メネフネの村ではなさそう)です。

もしかしたら、この小さな先住民族こそがムー人やその後継の縄文人なのではないか、とさえ思えてしまいますが、ハワイ神話によると人は人、メネフネはあくまで妖精だと。

ムー消滅の天変地異後、つまり地球環境が大きく変わった後に、人間と同じように小人族も環太平洋に逃れたとしたならば。

もしかしたら妖精も現在の地球環境で生きられるのかもしれません。

 

 

 

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