プーチン大統領来日
2016年12月15日、ロシアのプーチン大統領が日本を訪れました。
その際、安倍首相・プーチン大統領双方から絵画の贈呈があったそうです。
安倍首相からはプーチン大統領に、6メートルにおよぶ「プチャーチン上陸」絵巻の複製が贈られた。
1855年に下田でエフィーミイ・プチャーチン提督と役人の川路聖謨氏が交渉を行い、その結果、露日和親条約に調印され、国交が樹立された。絵巻には日本とロシアの友好の歴史の場面が描かれており、複製は日本の最新技術を用いて作成された。
絵画自体は現時点で分からないのですが、下記と思われます。
【画像】日本財団図書館
プチャーチン提督
プチャーチン提督は、日露和親条約を調印したロシア全権代表ですが、アメリカのペリー提督と比べて知られていませんよね。
プチャーチンが日本を訪れたのはペリーに遅れることわずか45日です。
実は日本に向けて出港したのは、プチャーチンが1852年9月7日にクロンシュタット軍港を、ペリーが11月24日にノーフォーク港を、ということで、プチャーチンの方が早かったのです。
しかも、同時進行で進んだ条約締結交渉で、江戸まで乗り込み砲艦で威嚇するペリーに対し、礼儀を重んじ長崎で友好的に交渉に臨んだプチャーチン。
さらに、安政東南海大震災で母艦が沈没し、伊豆の戸田で日本人と共に洋船を作って本国に帰還する、という日本人にとってももっと親しみをもって接していい人物なんですよ。
プーチン大統領の絵
一方のプーチン大統領が安倍首相に贈った絵がアイキャッチ画像の絵です。
この絵に込められた意味が話題になっているようです。
プーチン大統領が安倍首相に贈った絵画に込められた象徴的な意味は何か?
スプートニク日本語版が伝えるように、この絵には何かメッセージがあるのでしょうか。
これからの日露関係
絵に描かれている三頭の馬。
このトロイカが何かを暗示しているとしたら、日本とロシアとどこかが連携していきましょう、というメッセージなのでしょうか。
とすると、あと一か国とはどこか、まさかトランプ大統領のアメリカ??
来年2017年は歴史の動く年になるかもしれませんね。
友好の深まっていく歴史であってほしいですね。
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