津軽の遮光器土偶は、人類の宝

遮光器土偶の衝撃

遮光器土偶・・・、本当にすごいですね。

青森県津軽半島の亀ヶ岡遺跡から出土したアイキャッチ画像の土偶ですが、雪の反射光から目を保護するゴーグル・遮光器をつけているように見えることから遮光器土偶と言われています。

学術的には、ゴーグルではなく目の誇大表現、と考えられているようですが。

誇大表現という一言では片付けられないほど衝撃を受けます。

宮城県恵比寿田遺跡出土のものなど、もはや目でも口でもない、仮面ライダーのようなお面をつけているか、宇宙服を着ているのか、はたまた宇宙人そのものなのか、とまで思えてしまうインパクトです。

少なくとも、今から2,200年以上前の遺跡からこのような人類の宝が日本で発見されて、非常に嬉しく思います。

 

欧米やアフリカと比べて著しく低い暴力死亡率

教科書によれば、縄文時代の人々は毛皮をまとった狩猟・採集の民族であると言われています。

ですが、前にも言ったように、縄文人はありとあらゆる装飾に【渦】【螺旋】を描いていることから万物の真理を認識していたと思われ、自然や神と調和する高い精神性の中で生きていたと思います。

だからこそ、縄文時代は争いが少なかったのではないでしょうか。

岡山大学の松本直子教授らの研究グループが全国の縄文遺跡で出土した人骨を調べたところによると、暴力での死亡割合と言うのは1.8%で、子供を含めると0.9%だそうです。

欧米やアフリカでは、縄文期と同じ狩猟採集時代の遺跡から大量虐殺を示す人骨が発見されるなど、暴力での死亡率が10数%を占める研究データがある。

縄文の神/戸谷学

さらに、実際の生活も本当に原始的だったのか疑問を呈す説もあります。

 

1万2600年前の櫛が

石川県の真脇遺跡やチカモリ遺跡で見つかった縄文家屋の柱の太さは1メートルもあり、それより千年以上後に造られた奈良県東大寺の大黒柱よりはるかに大きい。

秋田県の能代市郊外にある杉沢台遺跡の縄文家屋は、長径31メートル、短径8メートルという、それこそ現代人の一般住居をはるかに超える巨大な楕円形家屋だ。

福井県の鳥浜遺跡から出土した12,600年前の世界最古のウルシの櫛は、

想像力の乏しい学者によれば、たんに女性が頭につけたヘンテコな飾り物に過ぎない。

が、これは今から3,000年前にエジプトのカルナックに都を定めて地中海・アフリカ世界を中心に世界を治めたエジプト・テーベ王朝(いわゆる第18王朝)の女王が身に着けていた櫛と同じものなのだ。

縄文宇宙文明の謎/高橋良典

 

ムァーから逃れた日本民族が落ち延びたのが津軽地方

そういえば、【ムー/超古代の日本】カテゴリーの【倭の国はムーだった】の中に、下記の一説があります。

ムァーから逃れた日本民族は、日本列島の津軽地方に落ち延び、北は旭川、南は関東地方まで勢力圏に納めた

津軽地方で多く発見されている遮光器土偶・・・

三原資忍氏の霊視と、縄文の遺跡に見られる共通点・・・

や、やはり日本人はムーの末裔なのでしょうか。。

 

3 件のコメント

  • 亀ヶ岡(舘岡)現在はつがる市木造 越後谷家の土地から出土した土偶ですから懐かしい
    父から我が家の土地から出土したこと聞かされています
    実家の舘岡から模造品を頂き当時の父親を思い出してます

    • 越後谷祐治さま、失礼しました。本野敦彦と申します。
      コメントが多くないので、初期設定のままとなっていましたので、
      返信の名前も設定を修正しようと思います。
      ありがとうございました!

    • 越後谷祐治さま、コメント頂き、誠にありがとうございます。
      越後谷家から出土なさったのですね、それはすごい!!

      子供の頃、宇宙人とかUFO関連本などで遮光器土偶を見た時は本当に恐ろしく、
      トラウマになったりもしました。
      その後受験や就職、仕事にかまけて自ら考える余裕がなくなっていましたが、
      近年ゆとりが生まれ、改めて土偶や縄文に触れ、その深遠さに驚愕しております。

      三内丸山遺跡など青森にはぜひ行きたいと思っていますし、
      具体的に予定を組みたいと思っています!

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